A gentle beginning
家族に迎える前に
見学前に、安心して準備を始めるために
ラグドールを家族に迎えることは、かわいさだけでなく、その一生に寄り添っていくことです。
この冊子では、見学前に考えておきたいことから、お迎えの準備、そして新しい暮らしが始まってから最初の1週間までをまとめています。
最初から、すべてを完璧にできる必要はありません。
「まだ迎えるか決めていないけれど、少し聞いてみたい」
そんな段階でも大丈夫です。
準備で迷うこと、不安に思うことがあれば、いつでもご相談ください。
まずはこの冊子を見ながら、ご自身の暮らしと子猫との生活をゆっくり思い描いてみてください。
一緒に、安心して迎えられる準備を整えていきましょう。
Amor Aliceの想い
「命を育てること」は、大切な未来を育てること。
私たちは、一匹一匹の命と向き合い、その子が新しいご家族のもとでも愛情に包まれ、健やかに、幸せに暮らしていける未来を願いながら育てています。
Our promise
Amor Aliceについて
見えないところまで、誠実に。

Amor Aliceは、千葉県香取郡多古町にある、ラグドール専門の小さな家庭猫舎です。
一般家庭の一室を猫専用スペースとして整え、親猫と子猫たちが、できる限り自然に、のびのびと暮らせる環境を大切にしています。
私たちが大切にしているのは、血統や外見の美しさだけではありません。
穏やかな性格、人との関わり方、そして新しいご家族のもとで、その子らしく幸せに暮らしていけることまで考えながら、一匹一匹と向き合っています。
健康管理への取り組み
Amor Aliceでは、ラグドールの健康に関わる遺伝性疾患や感染症について検査を行い、健康面を確認したうえで繁殖を行っています。
01
GENETIC TEST
HCM クリア
HCM〈肥大型心筋症〉
ラグドールで特に注意したい遺伝性疾患のひとつです。
Amor Aliceでは、繁殖に使用する親猫全頭にHCMに関する遺伝子検査を行い、クリアが確認された個体のみで繁殖しています。
02
GENETIC TEST
PKD・PK欠損症 クリア
PKD〈多発性嚢胞腎〉/PK欠損症
Amor Aliceでは、繁殖に使用する親猫全頭についてPKD・PK欠損症に関する遺伝子検査を行い、クリアが確認された個体のみで繁殖しています。
03
VIRUS TEST
FIV・FeLV 陰性
FIV〈猫免疫不全ウイルス〉/FeLV〈猫白血病ウイルス〉
Amor Aliceでは、親猫のFIV・FeLV検査を行い、陰性が確認された個体で繁殖しています。
検査だけでなく、ワクチン、日々の清掃・除菌、トイレ衛生、温度・湿度管理など、毎日の飼育環境からも健康を守ることを大切にしています。
FIPについては、現在、完全に予防する方法は確立されていません。
そのため、過密な環境を避けること、トイレを清潔に保つこと、ストレスをできるだけ減らすこと、そして日々の小さな変化を見逃さないことを大切にしています。
繁殖方針
母猫・父猫の健康を第一に考え、無理のない繁殖サイクルと十分な休養期間を設けています。
血統だけでなく、性格や人との調和も大切にしながら、新しいご家族のもとで幸せに暮らしていける子を育てることを目指しています。
飼育環境
1|猫専用スペース
一般家庭の一室を、猫たちが安心して過ごせる専用スペースとして整えています。
ケージは必要な場面に限って使用し、普段はできるだけ自由に動き回れる環境の中で成長します。
2|衛生管理と空気環境
温度・湿度の管理、床暖房、24時間換気、空気清浄機などを活用し、毎日の清掃と除菌を行っています。
猫たちが清潔で快適に過ごせる環境を保つことを大切にしています。
3|社会化
生後2〜7週頃から、爪切り、ブラッシング、シャワー、ドライヤー、生活音、人との触れ合いなどを、成長や性格に合わせて無理のない範囲で経験します。
新しいご家庭での暮らしに少しでも自然に馴染めるよう、日常の中でさまざまな経験を重ねています。
見学前から、その後も
ご希望の子猫について、健康状態やワクチンなど、お迎えまでに確認していただきたいことは見学時にできる限りわかりやすくご説明します。
お迎えしたあとも、飼育や体調、フード、日々の小さな疑問までご相談いただけます。
愛のあるブリーディングを、当たり前のスタンダードに。
それが、Amor Aliceの目指す姿です。
Before homecoming
お迎え前の準備
見学後から前日までに整えるもの

最初から、すべてをそろえる必要はありません。
まずは、お迎え当日から安心して過ごせるために必要なものを、前日までに整えておきましょう。
最低限、まずはこれだけ
1|ケージ
新しい環境の中でも安心して休める、その子だけのパーソナルスペースとして用意します。
Amor Aliceでは、お迎え直後の安心できる場所として、ケージの使用をおすすめしています。
2|フード・食器・給水器
お迎え直後は、猫舎で食べているフードから始めます。
種類や量、食事回数は見学時にご案内しますので、同じものを準備してください。
3|トイレ・猫砂
子猫が出入りしやすいトイレと、猫舎で使い慣れている種類の猫砂を用意します。
4|爪とぎ
寝床や普段の生活動線の近くなど、使いやすい場所に設置します。
5|キャリー
通院、災害、移動などに備え、通気性がよく、扉が確実に閉まるものを選びます。
暮らしに合わせて少しずつ
1|ブラシ・爪切り
子猫のうちから短時間ずつ慣れてもらうことで、日々のお手入れがしやすくなります。
2|おもちゃ
運動不足やストレスの解消だけでなく、ご家族とのコミュニケーションにも役立ちます。
3|キャットタワー
高い場所から周囲を見渡せることは、猫にとって安心につながります。
成長や運動能力に合わせて、安全なものを選びましょう。
4|消臭・清掃用品
猫に安全な製品を選び、排泄物の処理や日常の清掃に使用します。
5|猫ベッド
静かに休める、その子だけのくつろぎスペースを作ってあげましょう。
ケージは「安心できる場所」に
お迎え前にベッドやタオルを入れ、安心して休める環境を作っておきます。
ケージの一部にタオルや薄手の布をかけて、周囲からの視線や刺激を少し遮ってあげるのもおすすめです。
ただし、全体を厚い布で覆ったり、通気を妨げたりしないよう注意してください。
ケージは「閉じ込める場所」ではなく、怖くなった時や眠りたい時に戻れる、その子だけの安心できる場所として使います。
商品選びに迷った場合は、購入前に写真やURLをお送りいただければ、一緒に確認します。
A safe little world
家の中を整える
前日までに、安全な最初の一室を

子猫の安全は、迎える前のおうちの準備によって大きく変わります。
お迎え前日までに最初の行動範囲を決め、その中に危険な場所や物がないか確認しておきましょう。
玄関や窓の開閉についても、ご家族でルールを共有しておくと安心です。
1|危険なものを片付ける
薬品、洗剤、ひも、小さな物、有毒な植物などは、子猫が触れられない場所へ移します。
浴室、洗濯機、家具の隙間など、入り込むと危険な場所も確認しておきましょう。
2|脱走を防ぐ
玄関、窓、ベランダを確認し、施錠だけでなく、網戸や小さな隙間にも対策をします。
玄関や窓を開ける時は、猫がどこにいるかを確認する習慣を、ご家族全員で共有してください。
3|温度・湿度を見守る
室温20〜25℃、湿度50〜60%をひとつの目安としながら、見学時の個別案内や、その日の猫の様子を優先して調整します。
4|コード類を守る
電気コードや充電ケーブルなどには、カバーや配線ケースを使い、感電や誤飲を防ぎます。
5|転倒・落下を防ぐ
不安定な家具や倒れやすい物は固定し、高い場所から落下する可能性のある物も片付けておきましょう。
6|安心できる場所を作る
静かで落ち着ける場所にケージを設置し、トイレと食事場所は、できる範囲で少し離して整えます。
おうちを整えることは、子猫にとっての「安心の土台」を作ることです。
最初から家中を自由にさせるのではなく、小さな安心できる世界から始め、慣れてきたら少しずつ行動範囲を広げてあげましょう。
The first week
お迎え当日から、最初の1週間
今のうちに知っておきたい見守り方

焦らず、ゆっくりで大丈夫です。
お迎えしたばかりの子猫にとって、新しいおうちは、知らない音や匂いに囲まれたまったく新しい環境です。
まずは、その子が「ここなら安心できる」と思える小さなパーソナルスペースを作ってあげましょう。
すぐに遊び始める子もいれば、しばらく隠れて周囲を観察する子もいます。
どちらも自然な反応です。
大切なのは、無理に慣れさせることではなく、その子自身のペースを尊重してあげることです。
最初のパーソナルスペース
ご家庭の環境によって、ケージ、キャリー、静かな一室など方法はさまざまです。
その中でもAmor Aliceでは、タオルや薄手の布で一部を覆ったケージを、最初のパーソナルスペースとして使うことをおすすめしています。
周囲からの視線や刺激を少し減らし、安心して休める場所を作ります。
中にはベッドやタオルを用意し、トイレ、水、食事も無理なく使えるよう整えておきましょう。
よく見られる様子
隠れる 新しい環境を安全かどうか確認するため、静かな場所から様子を見ています。
夜鳴き 慣れない環境で鳴くことがあります。食事、排泄、室温、体調に問題がないか確認し、落ち着いた声で見守ります。
触られることを嫌がる 無理に触れず、自分から近づいてきた時に、短く優しく触れるところから始めます。
緊張している 食欲や排泄を確認しながら、刺激の少ない時間をしっかり確保します。
子猫のペースと安全を優先する目安
お迎え当日
移動中はキャリーを開けず、できるだけ寄り道をせず、そのままご自宅へ帰ります。
帰宅したら、あらかじめ用意しておいたパーソナルスペースへ連れていきます。
すぐに遊ばせたり家中を歩かせたりせず、まずは静かな環境の中で落ち着く時間を作ってあげましょう。
帰宅後〜3日
ケージを中心に過ごしながら、食事、水分、排泄、睡眠の様子を確認します。
安全な状態でケージの扉を開けられる時は、その子が自分から外へ出ようとするのを待ちます。
無理に抱き上げたり、外へ出したりする必要はありません。
まずは「ここは安全な場所」と覚えてもらうことを優先します。
4〜7日
自分から周囲を探索し、食事や排泄も安定してきたら、様子を見ながら少しずつ行動範囲を広げます。
1週間以降
「1週間経ったから大丈夫」と、日数だけで判断する必要はありません。
その子が落ち着いて過ごせているかを基準にし、不安が強くなった場合は、いつでもひとつ前の段階へ戻って大丈夫です。
最初の1週間で大切にしたいこと
- かまいすぎない
- 無理に抱かない
- 家族全員で一度に囲まない
- 静かな声とゆっくりした動きを心がける
- 食事・水分・排泄の様子を記録する
Meeting the family
先住猫・先住犬がいる場合
お迎え前から、双方の安心を整えましょう

新しい子猫を迎える時は、先住猫や先住犬の気持ちも大切にします。
すぐに仲良くさせようとせず、お互いが安心できる距離を保ちながら、少しずつ存在に慣れてもらいましょう。
お迎え前に、別室または安全に仕切れる区域を準備し、それぞれの食事、水、トイレ、退避場所も整えておきます。
大切な5つのステップ
1|最初は区域を分ける
迎える子猫のための区域を用意し、まずは直接会わせず、音や匂いからお互いの存在を知ってもらいます。
2|匂いを交換する
寝具や布などを交換し、相手の匂いを安全な環境の中で少しずつ覚えてもらいます。
3|仕切り越しで会う
ケージやベビーゲート越しなど、安全を確保した状態で短時間から対面します。
犬の場合はリードを使用し、落ち着いて管理できる状態にしておきましょう。
4|少しずつ距離を縮める
双方が落ち着いて食事や遊びができる距離から始め、反応を見ながら少しずつ距離を縮めます。
5|同じ空間で過ごす
最初は必ずご家族が見守ります。
関係が安定するまでは、留守中や就寝中は別の空間で過ごさせましょう。
猫がいつでも逃げられる高い場所や、安全な退避スペースも残しておきます。
ストレスのサイン
猫の場合
- 背中を丸め、毛を逆立てる
- 「シャー」と威嚇する
- 隠れる、固まる
- 耳を伏せ、体を硬くする
犬の場合
- 体を硬くして見つめ続ける
- 吠える、追いかけようとする
- 目をそらす、あくびをする
- 尾や耳を下げる
ストレスサインが見られた場合は無理に続けず、ひとつ前の段階へ戻ります。
「仲良し」を急ぐ必要はありません。
まずは、お互いが安心して同じ家で暮らせる関係を目指しましょう。
Food and water
食事と水分
健康な成長を支える、毎日の大切な時間
お迎え直後は、猫舎で食べているフードと食事回数から始めます。
新しい環境に慣れるまでは、自己判断で急にフードの種類や与え方を変えないようにしましょう。
ご飯の回数の目安
| 月齢 | 1日の回数 |
|---|---|
| 生後2か月まで | 4〜5回 |
| 2〜4か月 | 3〜4回 |
| 4〜6か月 | 3回 |
| 6か月以降 | 2回 |
食べない時は
食べない理由は、環境の変化や好みだけとは限りません。
フードを少し温めたり、静かな場所で食べられるようにしたりしながら、食べた量と時間を記録しておきましょう。
子猫は成猫より体力の余裕が少ないため、食べない状態に気づいた場合は、早めに動物病院へ相談してください。
その際は、猫舎にも状況を共有していただければ、お迎え前の食事量や普段の様子などをお伝えできます。
ぐったりしている、嘔吐や下痢があるなど、ほかの症状を伴う場合は速やかに受診してください。
水とおやつ
水は毎日新鮮なものへ交換し、できれば複数の場所から飲めるようにします。
ウェットフードを取り入れることも、水分摂取を助ける方法のひとつです。
おやつは1日に必要なカロリーの10%以内をひとつの目安とし、主食の代わりにはしません。
子猫に必要な栄養素
たんぱく質 筋肉や臓器など、成長する体をつくるために大切な栄養です。
脂質 効率のよいエネルギー源となり、皮膚や被毛の健康にも関わります。
ビタミン・ミネラル 骨、歯、代謝、免疫など、体のさまざまな働きを支えます。
水分 循環、体温調節、排泄などに欠かせません。いつでも新鮮な水を飲める環境を整えましょう。
主食には「子猫用」「総合栄養食」と表示されているものを選びます。
種類、量、食事回数は見学時の案内をご確認いただき、その後は成長、体格、便の状態、獣医師の助言などを参考に調整していきます。
Safe feeding
フードの切り替えと危険な食べ物
子猫の健康を守るために


環境も食事も一度に大きく変えてしまうと、子猫の負担になることがあります。
お迎え直後は猫舎で食べていたフードを続け、新しい生活に慣れてから、体調や便の様子を見ながら切り替えていきましょう。
1週間で切り替える場合の一例
| 日数 | 今までのフード | 新しいフード |
|---|---|---|
| 1〜2日目 | 75% | 25% |
| 3〜4日目 | 50% | 50% |
| 5〜6日目 | 25% | 75% |
| 7日目以降 | 0% | 100% |
食べ物は、危険の種類を分けて覚えましょう
1|中毒の危険があるもの
ネギ類、チョコレート・ココア、ブドウ・レーズンなど。
少量であっても自己判断せず、動物病院へ連絡してください。
2|与えないもの
アルコール、カフェイン、人用の薬、加熱した骨、味付けされた人間用の食事など。
3|消化不良などに注意するもの
人用の牛乳、イカ・タコ・エビなど。
毒性とは別に、子猫へ積極的に与える必要のない食品です。
誤食してしまったら
食べた物、量、時刻をできるだけ正確に記録し、すぐに動物病院へ連絡してください。
ご家庭で無理に吐かせることはしないでください。
フード切り替え中に気をつけること
- 便が柔らかくなる、吐くなどの変化があれば切り替えを止めて相談する
- 食べる量が大きく落ちた場合は切り替えを中止し、早めに動物病院へ相談する
- お迎え直後の変化は猫舎にも状況を共有する
- 成猫用フードへの切り替え時期は獣医師と相談する
- 人の食事を子猫が届く場所へ置いたままにしない
A calm litter routine
トイレに迷わせない準備
お迎え前に、使い慣れた環境を再現

猫は本来、決まった場所で排泄する習性があります。
新しい家で迷わないよう、お迎え前に静かな最初の一室へトイレを設置しておきましょう。
猫舎で使っている猫砂やトイレの形状も、できる限り近いものから始めます。
トイレの教え方 5ステップ
1|静かな場所に置く
食事場所とは少し離れた、通いやすく落ち着ける場所を選びます。
2|使い慣れた猫砂から始める
猫舎で使っている種類の猫砂を用意します。
種類を変更する場合は、新しい暮らしに慣れてから少しずつ行いましょう。
3|排泄前のサインで案内する
床の匂いを嗅ぐ、そわそわする、砂をかくような仕草が見られたら、静かにトイレへ案内します。
4|失敗しても叱らない
猫は、排泄したことと叱られたことを正しく結びつけて理解できません。
驚かせたり怖がらせたりせず、まず環境を見直してあげましょう。
5|匂いを安全に取り除く
汚れを取り除き、猫に安全な無香料系の清掃用品などを使用して、同じ場所に排泄の匂いが残らないようにします。
失敗した時に確認すること
環境 汚れていないか、猫砂が少なすぎないか、周囲に大きな音がないか、出入りしにくくないか、ほかの猫に邪魔されていないかを確認します。
数と配置 多頭飼育の場合は「猫の頭数+1個」をひとつの目安とし、できるだけ離れた場所へ分散して設置します。
体調 膀胱炎、尿路閉塞、便秘などが原因で、トイレの失敗につながることもあります。
ストレス 引っ越し、来客、騒音、同居動物との関係など、直前の生活環境に大きな変化がなかったか振り返ります。
猫砂とトイレ本体は別々に考えましょう
猫砂 鉱物、紙、木、おからなど、さまざまな種類があります。
多くの猫は細かく無香料の砂を好む傾向がありますが、安全性、その子の好み、掃除のしやすさなどから選びます。
トイレ本体 平型、システム式、自動式などがあります。
体格に合い、出入りしやすく、清潔に保ちやすいものを選びましょう。
何度もトイレへ行くのに尿が出ない、少量しか出ない、排尿時に痛そうに鳴く場合は緊急性があります。
特にオス猫の場合は、すぐに動物病院へ連絡してください。
Health first
健康管理と受診の目安
お迎え前に、相談先と記録の見方を確認
子猫の時期は、体調不良のサインがわかりにくく、短い時間で状態が変化することもあります。
普段の様子を知り、小さな変化に気づくこと。
そして、必要な時に適切な医療へつなげること。
その積み重ねが、大切な命を守ります。
すぐ病院へ連絡したいサイン
- ぐったりして元気がない
- 食べない、水を飲まない
- 繰り返し吐く
- 下痢が続く、血が混じる
- 呼吸が速い、口を開けて呼吸する
- けいれんする、意識がぼんやりしている
- お腹が膨らんで硬い、強く痛がる
- 排尿姿勢なのに尿が出ない
判断に迷ったら、早めに動物病院へ相談してください。
夜間や休日に受診できる救急病院も、あらかじめ確認しておくと安心です。
ワクチン接種の目安
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 生後6週齢以降 | 混合ワクチンを開始する目安 |
| その後3〜4週ごと | 獣医師の計画に沿って追加接種 |
| 16週齢以降 | 子猫期の最終接種。高リスクでは20週齢まで検討 |
接種回数や間隔は、使用するワクチン、生活環境、地域の感染状況などによって変わります。
かかりつけの獣医師と相談しながら決めてください。
去勢・避妊手術
去勢・避妊手術は、望まない繁殖を防ぐだけでなく、一部の生殖器疾患や性ホルモンに関連する行動を減らす可能性があります。
繁殖予定がない場合は、生後5か月までをひとつの目安として、発育、健康状態、動物病院の方針などをもとに獣医師へ相談してください。
お迎え前に受診先を決めておきましょう

- 通いやすい動物病院を確認する
- 夜間・休日の相談先も調べておく
- お迎え時に受け取る健康診断やワクチン等の記録を保管する
- 次回の受診時期は、記録を持参して獣医師と相談する
お迎え時には、確認できている健康状態やワクチン等の記録についてご案内します。
初めて動物病院を受診する際は、それらの記録を一緒にお持ちください。
毎日の健康チェック
- いつものように遊び、反応している
- 食欲がある
- 水を飲んでいる
- うんち・おしっこの量や回数に大きな変化がない
- 目・鼻・口がきれい
- 被毛・皮膚・歩き方に異常がない
健康を守る3つの基本
日々の観察と記録
必要な予防医療を受けること
異変に気づいたら早めに相談すること
元気な時の健康診断も、その子の普段の状態を知り、今後の健康管理を考えるうえで役立ちます。
※このページに記載している内容は一般的な目安です。受診の必要性や治療については自己判断だけで決めず、動物病院へご相談ください。お迎え直後の体調変化については、猫舎にも状況を共有していただければ、お迎え前の様子などをお伝えします。
Gentle care
日々のお手入れ
健康を保つためのケア

ブラシ、爪切り、猫用歯磨き用品などは、お迎え前に準備しておくことができます。
ただし、お迎え直後はまず新しい環境に慣れることを優先し、落ち着いてから短時間ずつ始めましょう。
お手入れは、見た目をきれいに保つだけのものではありません。
皮膚、被毛、爪、口の中などの変化に気づく、大切な健康チェックの時間でもあります。
そして、優しく体に触れる時間を積み重ねることは、その子との信頼関係づくりにもつながります。
1|ブラッシング
抜け毛を取り除き、毛玉や皮膚トラブルを防ぎます。
毛の流れに沿って、皮膚へ強く当てないようにしながら、短時間から始めましょう。
スリッカーはもつれや抜け毛を整える時に、やわらかいブラシは仕上げやマッサージなどに使い分けます。
2|爪切り
週1回程度を目安に伸び具合を確認し、必要な時に先端の透明な部分だけを少しずつ切ります。
ピンク色に見える血管や神経の部分は切らないように注意してください。
出血が止まらない、爪の根元が赤い、強く痛がる場合などは動物病院へ相談しましょう。
3|歯磨き
まずは口元に触れることから、少しずつ慣れてもらいます。
猫用の歯ブラシやガーゼ、猫用ジェル・ペーストなどを使用し、人間用の歯磨き粉は使いません。
毎日できることが理想ですが、無理をして嫌いにさせるよりも、続けられる範囲から習慣にしていくことが大切です。
口臭が強い、食べにくそうにしているなどの変化があれば、動物病院へ相談してください。
お手入れを楽にするコツ
- 子猫のうちから少しずつ
- ごほうびを使って良い経験にする
- 嫌がる時は短時間で終える
- できるだけ同じ時間帯で習慣にする
こんな時は動物病院へ
- 被毛がべたつく、フケが多い
- 爪の根元が赤い、出血している
- 口臭が強い、食べにくそうにしている
- 目や耳が赤い、強いにおいがする
耳の奥へ綿棒を入れたり、人間用の歯磨き粉を使ったりしないようにしましょう。
そして、嫌がる時は無理をしないこと。
お手入れは、その子の健康を見守りながら、一緒に暮らしていくための愛情のコミュニケーションです。
Ready for tomorrow
災害・脱走・マイクロチップ
お迎え前の備えと、お迎え後の手続き

災害も脱走も、「起きてから考える」では間に合わないことがあります。
お迎え前日までに、玄関、窓、網戸、家具の固定などを確認し、キャリーもすぐに使える場所へ置いておきましょう。
地震が起きたら
- まず自分自身の安全を確保する
- 揺れが収まってから猫の状態を確認する
- 怖がっている猫を無理に追い回さない
- 家具の転倒防止などを日頃から行っておく
持ち出し品
- キャリー
- フードと飲み水(最低5日分、できれば7日分以上)
- 必要な薬・診療記録
- トイレ用品
- タオル・洗濯ネット
- 愛猫の写真
- マイクロチップ登録証明書の控え
迷子になってしまったら

- まず家の中と家の周囲を静かに探す
- 警察、保健所・動物愛護センターへ連絡する
- 近隣の動物病院にも知らせる
- 必要に応じて、許可を得た場所へポスターを掲示する
- 個人情報に注意しながらSNSや迷子情報サイトを活用する
脱走を防ぐ
- 玄関や窓には二重の対策を検討する
- 網戸やベランダの隙間を確認する
- 来客時や換気時は猫の居場所を確認する
- 首輪を使用する場合は、外れる安全バックル型も検討する
お迎え時はマイクロチップ装着・登録済みです
2022年6月1日から、ブリーダーやペットショップなどの犬猫等販売業者には、販売する犬・猫へのマイクロチップ装着と、国のデータベースへの登録が義務づけられています。
Amor Aliceでは、マイクロチップの装着・登録を行った子猫を、登録証明書とともにお渡ししています。
マイクロチップは、専用のリーダーで識別番号を読み取り、登録されている情報と照合するためのものです。
首輪や迷子札のように外れ落ちる心配が少ない識別方法ですが、GPSではないため、現在地を追跡する機能はありません。
迷子になった時にご家族へつながるためには、登録されている飼い主情報が最新であることがとても重要です。
所有者変更の登録をお忘れなく
お渡しする登録証明書を使用し、お迎え日から30日以内に、飼い主さまの情報へ「変更登録」を行ってください。
その後、氏名、住所、電話番号などに変更があった場合も、必要な変更手続きを忘れずに行いましょう。
備えは「愛情のかたち」。
日頃の小さな準備が、もしもの時の大きな安心につながります。
With love, always
見学・お迎えのご相談

写真だけではわからない性格や相性。
そして、実際に一緒に暮らしてみた時のこと。
ぜひ子猫たちに会って、ゆっくり確かめてください。
「まだ迎える時期を迷っている」
「自分たちの暮らしで本当に大丈夫だろうか」
「初めて猫を迎えるので、何から準備すればいいかわからない」
そんな段階でも、もちろん大丈夫です。
子猫を迎えることは、新しい家族との暮らしを始めること。
だからこそ、急いで決めるのではなく、不安なことや気になることをひとつずつ確認しながら、納得したうえでご縁を進めていただきたいと考えています。
見学前の小さな疑問も、そのままにせずお送りください。
一緒に、お迎えできる暮らしを確認していきましょう。
Amor Alice
この子とご家族にとって、出会いがやさしい物語の始まりになりますように。
見学前から、お迎えのあとまで。
何かあれば、いつでもご相談ください。
動物取扱業登録情報
- 事業所名
- Amor Alice
- 事業者氏名
- 柴田 竜弥
- 事業所所在地
- 千葉県香取郡多古町南中1743
- 種別
- 販売
- 登録番号
- 23-香健福714-5
- 登録年月日
- 2024年1月30日
- 有効期限
- 2029年1月29日
- 動物取扱責任者
- 柴田 竜弥

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